カフェインの効果【覚醒作用】
カフェインを摂ると眠気覚ましになると昔から言われている為に、夜勉強している受験生を中心によく用いられている眠気覚ましの方法だと思います。しかし、コーヒーを飲んでも爆睡してしまう人もいるのは事実です。ではコーヒーやお茶等、カフェインを摂取すると本当に眠気覚ましになるのでしょうか。
カフェインには薬物としての特性も有る様で、毒性は青酸カリの1/20程度であると言えるみたいです。その量はコーヒーを1日100杯程飲めばと言う事なので、そんなに飲む人はいないでしょうが、それくらいカフェインには中毒性が有ると言う事が伺える成分なのです。
カフェインを摂取して得られる作用の中には覚醒作用が有りますよね。また解熱鎮痛作用や利尿作用なんかも有ると言われています。この作用はカフェインを摂取してから直ぐに現れる訳ではなくて、30分程してから現れるそうで、作用が現れてからは9~12時間程その効果が持続する様なのです。そう考えると作用の効果は結構長くて、お昼に飲んだコーヒーが原因で夜眠れなくなってしまったと言う事にもなり兼ねないのです。コーヒーに含まれているカフェインに覚醒作用が有るかどうかと言う事の答えですが、覚醒作用は有るけれども、確実ではないし実用的でも無いと言う事です。またその効果を長い間得ていたいのであれば、徐々にその量を増やしていかなければ駄目らしくて、何となく薬物みたいな感じになってしまいますよね。
薬物と考えてしまうと怖いですけど、1日1~2杯位飲んでいる程度だと、カフェイン中毒にはならないのであまり気にしない様にして下さい。